■志垣良 監督
――初練習での選手たちの様子見てどう感じたか?
本当にやる気に満ちた表情でやってくれた。ただ、正直言うと、コンディションに差があるなというのを感じた。怪我をしては元も子もないので、そこの部分は注意をしながらやっていきたいと感じています。能力的な部分で言うと、本当にポテンシャルの高い選手が多く、足元の技術に長けている選手が多いなと感じているので、彼らの特徴を最大限に生かせるようにチームを作っていきたい。
――キャプテンや副キャプテンはいつ頃までに決めるのか?
開幕までには決めたいなと思っています。慌てて決めるのではなく、やっぱり1年間チームを引っ張ってもらうので。チーム全体でやっていくことは大事なんですけど、その中で中心になってやってもらう選手を、しっかりとこっちも考えないといけないと思っているので、そこは少し時間を取って考えたいなと思います。
■26 野寄和哉 選手
――オフはゆっくりできましたか?
ゆっくりできましたけど、今シーズンは僕の中で勝負だと思っているので、休むというよりは、常に体を動かしてました。実家に帰ってもずっとトレーニングをしてたので、初日の練習も全然きつくなかったです。怪我をしないコンディション作りと、昨シーズンのパフォーマンスを継続させたかったので、オフもやり続けた方がいいかなと思いました。
――志垣監督になって、どんなチームになりそうな雰囲気がありますか?
監督が替わって、選手も結構入れ替わったので、チームのやり方とかはまだはっきりとは分からないですけど、昨年よりはもう少し縦に早いサッカーになるんじゃないのかなと思っています。
――そういう意味では、自分のスピードがより生きるのでは?
そうですね。まだポジションも固まってないですけど、どこで出ても昨年よりもガンガン行こうかなと思っています。
――そこは昨年の1年間の経験や反省を踏まえてといったところですか?
反省もありますけど、自信につながった部分もあるので、自信を持ったプレーをもっと出したいです。仕掛けることだったり、ゴールに向かって行くところだったりは、昨年の1年間でかなり自信になったので、そこの回数を増やしたいです。
――今季の目標は?
1年を通してコンスタントに試合に出ることも大事だし、2年目なので結果にもこだわって5ゴール5アシストぐらいを目標に、10得点以上に絡みたいです。
■40 平瀬大 選手
――シーズンオフはどう過ごしましたか?
初めてのシーズンオフだったので、どういう体の管理をすればいいのかをいろんな先輩に聞きながらやってましたけど、初日の練習で動いた感じで、それが間違っていなかったのを確認できました。しっかりとやったつもりだったので、いい感じに過ごせたのかなって。リラックスしてゆっくりしながらも、今季に向けての準備っていうのはしっかりできたかなって思います。
練習の強度は今からもっと上がってくると思いますけど、結構早い段階でスケジュール表を渡されていて、練習試合があることも知らされているので、そういうのも含めて心の準備もある程度はしていました。
――昨シーズンを振り返って、自分の成長の部分はどう感じていますか?
やっぱり試合に出ることによって、相手が今どうしようと考えているかとか、そういうのは試合でしか掴めないと思いましたし、相手との距離感、この距離だったらシュートいかれるなとか、90分の中での試合の進め方とか、そういうのを学ばせてもらいました。
――今季の目標は?
J1昇格です。チームをJ1に昇格させること。個人としてそれに貢献するのが目標です。昨年の課題を練習でしっかりと改善していけるようにしたいですね。
レノファ山口、志垣新監督の下で新シーズン始動 今季は勝ち点55を目指す – 山口宇部経済新聞
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