■18 亀川諒史 選手
――監督交代後の最初の練習でのチームの雰囲気は?
監督が変わったということで、多少なりとも動揺はありましたけど、それはクラブが決断したことなので、もう前を向いてやるしかないと思っています。責任を取る形で良さん(志垣前監督)がこういう形になってしまったのは、今年キャプテンを任された一人としては本当に申し訳ない気持ちと、残りの試合で少しでも良さんの思いをついでいかないといけないです。もう本当に切り替えて、今日から元気さん(中山監督)の下で始まりましたけど、練習の雰囲気としては本当に良かったと思いますし、これを結果につなげていかないといけないと思います。
――チームのキャプテンとして、これからどう変わらないといけないと思うか?
監督が変わるので、多少なりともやり方は変わる部分があると思いますし、そこに対していち早くチーム全員でフィットしていかなきゃいけないというのと、元気さんも言っていましたが、まずは戦う姿勢や、そういう気持ちというところは前面に見せていかないといけないと思っています。
前節の愛媛戦後にサポーターの皆さん、アウェーでしたけど、怒ってる人だったり、泣いてる人だったり、本当にいろいろな声を聞いた中で、僕たち以上にレノファを勝たせたい、勝ちたいという思いがある。もちろん僕たちもそうですけど、その思いに対して自分たちが今結果で返せていない、情けないプレーをしてしまっているというところでは、この前試合後にゴール裏でも話しましたが、次はもう1度ホームに帰って、もうそういうゲームはしないという風に誓いましたし、それが口だけで終わらないように、まずはこの1週間、死ぬ気で準備して、サポーターの皆さんに対してピッチでそういう姿を見せなきゃいけないと思っています。
――次の試合ではどんな姿をファン・サポーターに見せたいか?
もちろん相手があることです。いろいろな戦術があって、相手チームの分析をしながら戦う部分はありますが、それは置いておいて、まずは本当にレノファらしく、泥臭く走って戦う姿勢というのは、この1週間でしっかりと準備をして、選手の動きが変わったなと、目つきが変わったなというところ。そこは意識や気持ちの持ちようで変えていける部分ではあると思います。
今からサッカーが上手くなれと言われたら、それはやっぱり練習を重ねる時間が必要だと思いますが、この短時間で何を変えられるかと言われたら、そういう部分だと思います。サポーターの前でやると誓ったので、そこは口だけにならないように、全員がそうなるように、この1週間、自分自身も先頭に立って厳しくやっていけたらと思っています。
■5 喜岡佳太 選手
――監督交代となりましたが、どのように受け止めていますか?
自分は良さん(志垣前監督)に呼んでもらってここに来ました。怪我をしてなかなか力になれなかったのは、本当に申し訳ないという思いが強いです。最近の失点の形というのも、監督、スタッフがどうこうというより、自分たちの甘さというところが大きくて、特に前節・愛媛戦の1失点目もそういうところなので、もっと責任感を持ってやらないといけなかったというのは、もう遅いですけど、今はすごく思います。
だからといって下を向いている時間はないので、元気さん(中山監督)になって、どんなやり方にするのか明確には決まってないですけど、前に前にっていう、守備でも攻撃でも勢いを持ってやるという話はあったので、そういうところに目を向けて、次の勝利に向かっていきたいと思います。
――前節・愛媛戦は躍動感に欠けた試合になったかと思いますが、振り返ってどうですか?
前半の入りだけは良かったかもしれないですけど、そこから愛媛にボールを握られて、結局最後までペースを持ってこれず、走り負けたと思いますし、球際でも負けていたので、本当に情けない試合をしてしまったと思います。選手たちがやってないのにも関わらず、監督がこういう結果になってしまったのは本当に申し訳ないですし、もう1回選手たちが目の色変えてやらないといけないと思います。
――次は古巣の秋田になりますが、今の秋田はどう見ていますか?
失点は多くなっていますけど、前節の秋田対山形の試合を見ても、球際やヘディングの競り合いはやっぱり強いですし、相手もそこにかけているところは多いと思うので、そういうところでも勝ちに行きたいと思っています。
――監督が代わって縦に早いサッカーになれば、相手の土俵に乗るようになるかもしれませんが、どういったところがポイントになりそうですか?
前に行くところはもちろんそうですが、そこだけではなく、逆に相手を見てやるというところは今までやってきたことなので、そういう良い面を使い分けることも必要です。最後は切り変えや球際が大事というのを今日のミーティングでも確認しましたが、今はそういうところが足りてないので、そこを長所にしている秋田を相手に上回ることができればレベルアップできるんじゃないかなと思います。
■34 古川大悟 選手
――監督交代となりましたが、どのように受け止めていますか?
率直に「申し訳ない」という気持ちです。良さん(志垣前監督)自身は「自分の責任」とは言っているものの、この結果を招いてしまったのはやっている僕たちでの責任でもありますし、今までの試合で勝てるチャンスで逃して、それを勝っていればこの結果にはなっていなかったという後悔の部分が今は大きいです。
今日から元気さん(中山監督)をはじめ、みんなで気を引き締め直して、自分たちが1個でも上の順位に行けるように、またみんなでやるだけだと思いますし、元気さんが求めている縦に速いサッカーというのも、今の自分たちのメンバーならできると思いますし、良さんのやっていたことを引き継ぎつつも、新しい要素を入れて、またちょっと違うレノファが見せられたらいいと思います。
「レノファ山口FC」2025第21節・ブラウブリッツ秋田戦前、中山監督コメント
https://yamaguchi.life/renofa-20250624-2/
レノファ山口FC、ホームで秋田と対戦へ 中山監督の初陣で勝利なるか – 山口宇部経済新聞
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/5141/