「レノファ山口」2024第25節・大分トリニータ戦前、志垣監督・若月選手・平瀬選手コメント

■志垣良 監督

――久しぶりのリーグ戦となりますが、この中断期間をどのように利用されましたか?

前半戦の疲れをしっかり取り、心身ともにリフレッシュできたということと、前半戦で出来たこと出来なかったことをしっかり選手に落とし込むことができたこと。後半戦に何をやっていかなければいけないかを全体で共有できたところは非常に良かったと思います。

最近は選手の出入りがありましたが、これまでの前半戦をしっかり精査し、中断期間をうまく使って選手に落とし込みができました。ここからは相手が分析をしてきて、何をやればうちから勝ち点を取れるかをしっかり対策してくると思いますし、その中でうちがパワーアップして臨めるように、本当に厳しい戦いが続く中で自分たちの戦いをしっかりできるような準備はできたかなと思います。

――どのようなことを行ったのか具体的に聞かせてください。

守備の部分では、良かった部分は継続しますが相手も対策をしてくると思うので、それをさらに上回れるような守備をやっていくところ。切り替えの部分でも良かった部分は多いです。

今回1番フォーカスしたのは攻撃の部分で、もっと前進できるようなやり方を模索している中、本当にいい形で練習を積み重ねることができました。中断期間の間に練習試合を組んでJ1の主力組を相手に非常に手ごたえのあるゲームができました。そこの部分はそれで完成したわけではないですし、ミスも出てくるとは思いますが、非常にチームとしてもいい方向に向かっていると感じています。

――大分戦は「総力1万人プロジェクト」です。意気込みを聞かせてください。

熱気に包まれたスタジアムで試合をすると、選手にも見えない力が湧いてくるというか、普段の力以上のものが出せます。多くのお客さんが来てくれる中でいいパフォーマンスを見てもらい、「また来たい」と言ってもらえるように、お互いがウィンウィンの関係になるような試合ができたらいいと思います。

クラブ全体で今年結果を出すためにみんなが取り組んでくれていますし、本当にそういう姿勢には頭が下がる思いです。現場としては結果でお返しすることしかできないと思うので、なんとしても大分戦に勝利していい形でブレーク明けのスタートダッシュを切っていきたいと思います。

■9 若月大和 選手

――新加入の酒井宣福選手は、若月選手から見てどんな選手ですか?

紅白戦や試合を一緒にやって感じるのは、運動量がすごく多い。あとは相方の選手をすごくよく見てくれる。だから常に自分もノリくん(酒井選手)がどこにいて、ノリくんがどう動いたから、どう動こうっていう、頭をすごく使うようになった。自分だけがアクションを起こすのではなくて、すごく気が利く選手というか、常に周りを見ている選手だなと思います。

――お互いに特徴を理解できている手ごたえもありますか?

そうですね。初めて来た時に比べれば全員がそうだと思いますけど、特徴だったり、どういうシーンが得意だったりというのは把握できてきた部分です。フォワードとしては実践を重ねれば重ねるほど、どんどんお互いを知ることができるので、この中断期間でものすごく関係性を深めることができたと思います。

――残りの試合に向けて、意気込みを聞かせてください。

2桁ゴールにはまだまだ足りないですが、1戦1戦取れる時に取らないといけないです。目標はありますが、目の前の試合にしっかりフォーカスして、あとは勝利のためにやりたいです。チームを勝たせるゴール、自分がゴールを決めてチームが勝利するのがすごく嬉しいことですし、チームメイトや監督からも信頼を得ることができます。自分の評価にもつながると思うのでそこは意識してやっていきたいです。

■40 平瀬大 選手

――大分戦に向けてどんなことを意識して臨みたいですか?

前回の対戦に出場していないのでなんとも言えないところもありますが、この中断期間にやっていること、ポジショニングをしっかりと早めにとってボランチの選手とボールを大事に前に運んでいくっていうところをうまくピッチで表現できたらいいと思います。

――練習でシュート練習を繰り返していますね。

ノリくん(酒井選手)が入ってきて前線に高い選手がいますけど、自分もフォワードに上がることはこれまでと変わらずにあると思うので、そのチャンスを掴みたいなと思いますし、やっぱり練習でもゴールを決めたら気持ちがいいです。まずは守備ですけど、長い時間フォワードをやらせてもらえたらゴールを決められると思います。

レノファ山口、中断明けの初戦はホームで大分と対戦 夏限定ユニホーム着用 – 山口宇部経済新聞
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/4888/

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